『デザインの教室』

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佐藤 好彦『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』

トレーニングを通しグラフィックデザインの基礎が学べる本。基本的にデザイナー(もしくは卵)向けの本ではありますが、それを職業にしていなくても、例えばPowerPointやWordの資料作成あるいは自分のWebサイト作成で参考になると思います。

レッスン形式で章立ては下記4章となっています。

  1. 視覚的な表現における「構成」
  2. 基本的な図形における平面構成のトレーニング
  3. 色を使った平面構成のトレーニング
  4. 実践的なレイアウトのトレーニング

一章では構成について学び、二章からはそれぞれの項目に属する練習が提供されます。
なんとなくフィーリングに合うドキュメントをテンプレートにして同じようなドキュメントを作成していた私にとっては目からうろこの一冊でした。例えば、下記のような事を考えたことが無かったです。

「同じサンセリフ体だからといって、HelveticaとFutalaを一つのデザインの中で使うと統一感が無くなってしまう。そういう場合は同じフォントファミリーを使うといい。」(略意)

フォントファミリー。同じ名前のフォントがずらずら出てくるのは知っていたけど。。。って感じ。

個人的に参考になったレッスン。

  • Lesson1_02 グラフィックデザインにとって、「論理」とは何か。
  • Lesson2_05 サンセリフの書体を活かしたデザイン
  • Lesson3_04 色彩計画、カラーパレットの作成
  • Lesson4_01 文字組みと見出しによるページレイアウト

デザインの基本を学びたいという方は是非どうぞ。お勧めです。
音楽好きなら一部のサンプルも楽しめますよ。

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