間章の『時代の未明から来るべきものへ』が月曜社という出版社から復刻されていました。びっくりして買ってしまいました。4600円+税でした。
この本を最初に買ったのは十代の頃で、購入はこれで三回目になります。ほかの二冊は七十年代にイザラ書房から出たもので、うち一冊は人にあげてしまいました。もう一冊は実家においてあります。
この間、相倉久人『至高の日本ジャズ全史 (集英社新書)』を読んでいたら、
「ところが高柳のニューディレクションの演奏前には必ず、ラディカルな批評家として知られる間章のアジ演説があり、そこでピットイン批判をぶちあげるのである」
とあって、急に思い出したところでありました。
間章著作集Iとあるので、これから続きが出るのでしょうね。前回ブランショで驚いた件を書きましたが、そうきますか。